広島地元民だけが知っている必ずリピーターになる宮島観光の楽しみ方

 宮島の中は観光スポットだらけ。厳島神社は欠かせないとして…じゃあそのあとは?
限られた時間で楽しむには、現地で悩んでいたらもったいないですよね。

このブログでは広島在住で、年に2回は宮島を訪れる私が、宮島にある観光スポットの見どころを1つ1つ写真と一緒に紹介します

定番のモデルコースでまわるのもいいですが、自分の行きたい場所でオリジナルのコースを作れば宮島の魅力をより深く感じられるかもしれません。

宮島観光の楽しさは下調べの時から始まると思います。このブログをぜひ役立ててください!

宮島に行こう!主要都市から宮島までの時間は?

 
日本人なら一度は訪れたい「宮島観光」
宮島までの移動時間はどれくらいかかるのか?飛行機と新幹線だったらどちらが速くてお得なのか?

主要5大都市(札幌、東京、名古屋、大阪、福岡)からのアクセス方法と大まかな所要時間をまとめてみました。どの都市からも一度広島駅を目指します。

広島駅から宮島口駅はJRで約25分、宮島口から船乗り場まで徒歩で約5分、乗船時間は約10分、トータル「約40分」です。

※全て移動の時間のみ、飛行機は直行便、新幹線は「のぞみ」に乗車を前提にした時間です

【札幌】

札幌からは飛行機がおすすめです。
広島空港から広島駅まではシャトルバスが出ています。

新千歳空港→広島空港(約2時間)→広島駅(バス約1時間)+40分
トータル約3時間40分

【東京】

東京から広島へ行く人は飛行機と新幹線の利用が半々だと言われています。
飛行機は移動時間が少ないように思えますが、羽田空港までのアクセスと、搭乗手続きの時間を考えると、かかってしまう時間にはあまり差がありません。
乗車時間は長くても、乗ってしまうだけの新幹線のほうが楽かもしれませんね。

飛行機利用
羽田→広島空港(約1時間)→広島駅(バス約1時間)+40分
トータル約2時間40分

新幹線利用
東京→広島駅(約4時間)+40分
トータル4時間40分

【名古屋】

名古屋からは飛行機の直行便がない為、新幹線がおすすめです

名古屋駅→広島駅(約2時間半)+40分
トータル約2時間40分

【大阪】

大阪からは新幹線の一択です。

新大阪駅→広島駅(約1時間半)+40分
トータル約2時間10分

【福岡】

福岡からも新幹線がおすすめです
一度宮島を通り越す形にはなりますが、広島駅まで出てしまいましょう。
福岡方面からは新岩国駅が宮島の手前になりますが、「のぞみ」号が新岩国に停車しないこと、新岩国で下車しても宮島口までは電車で約1時間かかることを踏まえると、広島駅から向かったほうが結果的に移動時間の短縮になります。

博多駅→広島駅(約1時間30分)+40分
トータル約2時間10分

広島電鉄「一日乗船乗車券」があると便利でお得!

宮島と広島市内観光をするなら買っておきたいのが「広島電鉄1日乗船乗車券」です。

価格は大人840円、小児420円、JR広島駅に隣接する広島電鉄広島駅などで購入できます。この乗車券があれば、宮島行のフェリーと広島市内を走る路面電車が1日乗り放題になるうえに、 特典1:宮島内のロープウェイ運賃の割引・特典2:ロープウェイ乗車後スタンプを押してもらえる。

そのスタンプを、宮島口のもみじ本陣に持っていくと「もみじ饅頭3個入り」「もみじ本陣買い物割引券」がもらえるというお得感満載の特典までついてきます!

ひとつ注意点として、広島駅⇔宮島口駅間を広島電鉄で移動すると約1時間15分もかかってしまいます。

JR(山陽本線)が25分なのに対して約3倍の時間!これは広島市内を巡回しているからなのです。ただ、停車駅には『原爆ドーム前』など広島観光では外せない場所もあるので、行きはJRでビューっと、帰りは路面電車で途中下車しながらのんびり広島駅までもどる、なんていうのも楽しいかもしれません。

広島市内の移動は路面電車を頻繁に利用するので、買っておいて損はない切符です。

宮島観光を楽しむための服装

宮島観光のガイドブックには書いていない大事なことがあります。宮島観光のリピーターか地元民しか知らないことですが、宮島観光に「ヒールはNG」です。

その理由は!?

  • ➀宮島観光といえば外せないのが厳島神社。厳島神社の回廊は潮の満ち引きの影響を受けにくいよう、板と板の間に隙間を開けて作られている為、その隙間にヒールが取られると大変危険!
  • ➁ 干潮時には真下まで行ける大鳥居。地面がぬかるむ為、ヒールをはいて歩くことができない。
  • ➂島の中は坂道や石造りの古い階段が多い為、ヒールだと足が疲れてしまい歩くことが困難に。

せっかく宮島観光へ行ったのに靴のせいで楽しめないなんて、そんなの悲しすぎますよね!
楽しい思い出を作るためにも、スニーカーもしくは、ぺたんこ靴が必須です。

観光で訪れる宮島は小さな島ですが、意外と歩く距離があるので、服装は動きやすいものを選びましょう。女性はタイトスカートよりも、パンツやふんわりしたスカートのうほうがより快適です。

また神社内で過度の露出はマナー違反とされていますので、夏場は薄手の上着を1枚持っておくと便利かもしれません。

海沿いは冷えるので冬は防寒対策をしっかりして観光されることをおすすめします。弥山登山に本格的な登山装備は必要ありません。

動きやすい服装とスニーカー(登山靴ならなお◎)で充分登ることができます。タオルや雨具を持っていくとより安心ですね。山頂では飲料水の販売をしていないので、飲み物はしっかり確保してから行きましょう。

宮島観光オススメの季節と年間行事スケジュール

宮島観光のベストシーズンっていつ?と聞かれたら、答えは「目的にあった季節がベストシーズン」です。

季節ごとに変わる島の豊かな自然、毎月行われる神社仏閣の行事など、宮島にはいつ来ても見どころがありますが、「宮島に行くなら紅葉が見たい!」「人が少ない季節にゆっくり回りたい」など、自分の希望に合う季節に行くのがもっとも楽しめます。

季節ごとの特徴と、主なイベントをまとめてみたので、参考にしてください。

【春3月~5月】

宮島は広島県を代表する桜の名所でもあります。桜の数はソメイヨシノだけでもなんと約1900本!島中が桜色にそまります。お花見と、世界遺産観光を同時にできるなんて贅沢の極みですね。

3/20   清盛神社祭 4/15  大聖院火渡り式
3月中旬 宮島雛めぐり 4/16~18 桃花祭神能
4/8 花祭り法要 5/3 粟島神社例祭
4/15  桃花祭 5/18  推古天皇祭遥拝式

【夏6月~8月】

初夏からは新緑が見ごろです。宮島の自然の豊かさを一番感じられる季節です。6月~7月上旬は観光客も割と少なく、宮島中をゆっくり見て回るにはおすすめの季節です。

6/15 弘法大使降誕祭 7/7 七福神寿福祭 8/11宮島水中花火大会
6/17 厳島弁天大祭 旧暦6/17 管絃祭 8/17.18 宮島踊りの夕べ
旧暦6/5 市立祭 8/10 四万八千日観音祭 8/24 金石地蔵尊祭

【秋9月~11月】

宮島観光でまず思いつくのが秋の紅葉!鮮やかな紅葉に囲まれた厳島神社は見事としか言えません。一生に一度は見たい日本の景色ですね観光客が最も増える時期なので、島内に宿泊したいときは早めの予約がおすすめです。

旧暦8/1 たのもさん 10/15 菊花祭 11/15  大聖院火渡式
9/13~15 萬燈会  10/23 三翁神社祭 11月中旬 大聖院紅葉祭り
10/15  氏神祭 11/3 厳島大仏不動明王柴燈護摩祈願法要

【冬12月~2月】

冬の宮島といえば美味しい牡蠣の季節!これだけでも寒さをこらえて行く価値ありです。そして、お正月が過ぎれば1年でもっとも静かな期間が訪れます。

澄んだ空気の中、静かな宮島を散策してみてはいかがでしょうか?運が良ければ、雪化粧の厳島神社が見られるかもしれません。

12/23 天長祭 1/2 二日祭 1/20 百手祭
12/31 鎮火祭 1/3 御松囃神能 2/3 節分.福豆まき
1/1 御神衣献上式 1/3 元始祭 2/11 紀元祭
1/1 歳旦祭 1/5 地久祭 2月第二・日 宮島かき祭り

3分で読める宮島の歴史

あの教科書の有名人達も同じ景色を見ていた?宮島観光がより楽しくなる宮島の歴史をご紹介します。

古代の宮島は、周辺の自然崇拝の信仰対象とされていました。厳島神社は約1400年前の推古元年(593年)、安芸国の有力者である佐伯鞍基(くらもと)が現在と同じ場所に創建したと伝えられています。その後の大同元年(806年)に、空海(弘法大師)が訪れ、弥山を開山(寺院の創始)します。

平安時代には平清盛を始めとする平家一族が厳島神社を守護神として篤く信仰します。海上社殿は平清盛の援助によって造設されました。

平家が壇ノ浦で滅びた後も、厳島神社は鎌倉幕府、室町幕府、毛利氏、豊臣秀吉に信仰され篤く庇護されます。


現在の社殿は、「厳島の戦い」で宮島を戦場にしたことを悔やんだ毛利元就によって建て替えられたものです。毛利元就は宮島を戦場にしたものの、信仰心は篤く、のちの宮島発展に大きく寄与していきます。

鎌倉時代からは人も移り住みはじめた宮島は、江戸時代に入ると、瀬戸内文化の中心地、観光地として大きく栄えました。幕末の慶応2年(1886年)には勝海舟、木戸孝允らが訪れ、大願寺で長州戦争の休戦談判が行われています。

厳島神社の経営は長い間、社家を代表する棚守家、僧侶を統括する大聖院、寺社造営を担う大願寺に行われていましたが、明治元年(1868年)に政府は神仏分離令を発令し、それまで寺院が持っていた財産や地位は剥奪されてしまいました。当時、宮島でも多くの寺院が廃寺となるなど混乱が起きています。

その後、明治8年(1875年)には老朽化が進んでいた大鳥居が建て替えられ、現在の鳥居が完成します。観光地としてより近代化がすすめられた宮島には訪れる人も増え、昭和27年(1952年)に全島が特別史跡・特別名勝の指定を受け、さらに平成8年(1996年)厳島神社とその背後の弥山一帯が世界文化遺産に登録されました。

1400年間、同じ場所でこの地を見守ってきた厳島神社と宮島。時代が変わっても、変わらないその姿を見て、人々は心の拠り所にしてきたのですね。

宮島観光 パワースポット巡り

宮島観光といえばやっぱり気になる「パワースポット」

時間が許せば全部まわって、あらゆるご利益にあやかりたいものですが、実際そうはいきませんよね。今から、ご紹介するのは広島在住である私が実際に何度も訪れ「いいね!」と感じた厳選スポットです。

4つのパワースポットのうち大願寺・五重塔・千畳閣は、厳島神社の周辺に集まっているため、まわりやすく特にオススメです。悩んだときはぜひ参考にしてくださいね。

➀大願寺

大願寺に祀られている厳島弁財天は、弘法大師空海の作と言われ、江の島、竹生島と共に日本三大弁財天に数えられています。弁財天は七福神の一人で、芸術、学問、そして「蓄財の神様」といわれています。つまり、金運アップですね。

お金はあればあるだけ嬉しいもの。ここにお参りして損はありません!そして、私個人の感想ですが、大願寺の護符は効きます。よりご利益を受けたい方は、護符を受けることをおススメします。

境内には他にも病が治ると言われる「なで仏」や、江原啓之さんもそのパワーに驚いたという「厳島龍神」が祀られています。

また大願寺には明治元年の「神仏分離令」によって、遷されてきた五重塔と千畳閣の本尊や仏像が収蔵されています。

当時の混乱で数多くの歴史的価値ある寺院や仏具が破壊された中、無事に残り現代の私たちも見ることができるのは、とてもありがたいことなのかもしれません。

➁五重塔

次に五重塔に向かいます。大願寺から見えるので近くまで進み、案内版に従い石段を登ります。中に入ることはできませんが、見上げると迫りくる圧倒的な迫力があり、朱塗りが鮮やかな大変美しい塔です。

この五重塔が立つ岡は、「厳島の戦い」において、毛利元就に対する陶晴賢が本陣を置いた場所として知られます。ここからは元就が城を築いた宮ノ尾がよく見えます。

しかし、元就は五重塔の背後になる弥山の博打尾から奇襲を仕掛け、大混乱に陥った陶軍は大敗しました。今から約480年前の出来事です。

五重塔へ来たら、この地で戦い抜いた戦国武将達に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

➂千畳閣(豊国神社)

五重塔の次は隣接する千畳閣(豊国神社)も見逃せません。

豊国神社には豊臣秀吉と加藤清正が祀れていて「出世」「人間関係の向上」、にご利益があると言われています。人に愛され足軽から天下人まで出世した、秀吉らしいご利益ですね。

また、宮島内で最も大きな建物である千畳閣は、豊臣秀吉が戦没将兵を供養するための千部経を読経するため、安国寺恵瓊(あんこくじえけい)に命じて造立されました。

千部経とは祈願や追善のために同じ経典を一千回読む法会のことです。一人の僧が千部読む場合や、千人の僧が一部ずつ読む場合があります。857畳という広さにはこんな理由があるのですね!

秀吉が急死したため御神座以外には壁も天井も張られていませんが、江戸時代には人々の交流の場として親しまれていたようです。

真夏でもとても涼しくて、観光の足休めにはもってこいの場所です。

➃大聖院弥山「消えずの火」
お金や仕事も大切だけど、毎日を輝かせるにはやっぱり「素敵な恋愛」は欠かせない。そんなあなたにオススメしたいのが、大聖院弥山本堂「消えずの火」です。恋愛にまつわるパワースポットとして近年人気を集めています。

大聖院の敷地は大変広く「消えずの火」がある弥山本堂は、弥山の山頂にあります。
歩いていくこともできますが、ロープウェイを利用すれば、獅子岩駅から徒歩20分ほどでたどり着くことができます。

この、「消えずの火」は約1200年前に弘法大師空海が修行の際に灯したと伝えられており、世界遺産に登録された八幡製鉄所の溶鉱炉の種火や、広島市の平和記念公園の「平和の灯」の元火にもなっています。

長きにわたって消えることのない炎。恋愛の情熱もこうありたいものですよね。
「縁結び、恋愛成就」を願うならぜひ訪れたいパワースポットです。

島全体が神域である宮島には、本当に数多くのパワースポットが存在します。紹介した以外にも、散策中に気になった場所が出てきたら、そこは自分と縁のあるパワースポットかもしれません。

気になる場所にはどんどん行って、お土産と一緒にたくさんのパワーを持ち帰ってくださいね。

宮島観光をまとめる

豊かな自然、美しい景色と建造物、島の中を流れる、ゆったりとした時間。宮島に惹かれてしまう理由は千年前の人々も、現代の私たちも変わらないかもしれません。

行ってみたいと思ったらそれは宮島に縁があるのかも?
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